施設概要
平成21年12月1日より武里病院は埼玉県からの指定により、埼玉県認知症疾患医療センター事業を運営することとなりました。
本事業は、保健医療・介護機関等と連携を図りながら、認知症疾患に関する鑑別診断、周辺症状と身体合併症に対する急性期治療、専門医療相談等を実施するとともに、地域保健医療・介護関係者への研修等を行うことにより、地域における認知症疾患の保健医療水準の向上を図ることを目的としています。
専門医療機関としての役割
専門医療相談
・初診前医療相談 | ≫ | 患者家族等の電話・面談照会 | |
≫ | 医療機関等紹介 | ||
・情報収集・提供 | ≫ | 地域包括支援センター、保健所、区役所等との連携・調整 | |
・介護サービスとの連絡調整 |
鑑別診断とそれに基づく初期対応
- 初期診断
- 鑑別診断
- 治療方針の選定
- 入院先紹介
合併症・周辺症状への急性期対応
- 合併症・周辺症状の初期診断・治療(急性期入院治療を含む。)
- 合併症及び周辺症状の急性期入院治療を要する認知症疾患患者のための病床として、連携する医療機関の空床情報を把握
かかりつけ医等への研修会の開催
- かかりつけ医を始めとする保健医療関係者等への認知症に関する知識の向上を図るための研修を実施
認知症疾患医療連携協議会の開催
- 地域の保健医療関係者、福祉関係者、地域包括支援センターなど介護関係者、有識者等から組織された協議会の開催
ごあいさつ

平成21年に埼玉県認知症疾患医療センターとして指定され、埼玉県東部地域を中心に認知症サポーター養成講座を開催するなど、地域住民に向けた啓発活動を行っております。また、医師や看護師といった専門職に対しての研修会や地域の医療機関や介護サービス事業者との会議を開催するなど、認知症でも暮らしやすい環境づくりに関係機関と協力しながら努めています。
センター長:大野智之
スタッフ紹介

小平敦之 (精神保健福祉士)
情報発信
認知症医療に関する情報発信